殆どの人類はお酒が大好きで、毎日もしくは一週間に一度はお酒を飲むかと思います。
中には全くお酒を飲まない人もいるでしょうが、それは少数派です。
果たしてお酒というのは本当に必要であり、あるべき存在なのかを考えてみました。
お酒とは?
お酒というのは人間最古の向精神剤の一つだそうです。
人間には普遍的に「自分以外の存在になりたい」という存在的願望があり、それを叶えてくれるのがお酒なんだそうです。
精神安定剤、そして幻覚を見せてくれるそれがお酒なんですね。
お酒によってストレスは軽減できるのか
お酒を飲むことで嫌なことを忘れて、次の日を元気に歩むための道具としてお酒を飲んでいる人は多いかと思います。
嫌なことがあった夜はやけ酒に励む様子は、映画やドラマなんかでも多く演出される表現です。
しかし、それとは真逆に嬉しい祭典のときもお酒を飲む機会は非常に多いです。
お酒は精神安定剤そして幻覚を見せてくれるのなら、楽しい場面ではその現状をより楽しむためにお酒は飲まないほうが良いのではないでしょうか。
お酒を飲むことで、悪い記憶を消してくれるのであれば、お酒を飲むことで良い記憶も消してしまうのではないでしょうか。
ボクは一つの仮説を立てました。
お酒を飲むことで、あらゆる記憶は消され、そして自分の都合の良い記憶を植え付けるのかもしれません。
お酒をんだ後の人間はとても愉快な気分になっています。
お酒を飲んで泣いて、悲しむ人もいるかもしれませんが、お酒を飲んで楽しく笑う場合の方が多いと思います。
お酒というのはあらゆる記憶を綺麗に上書きしてくれる存在なのかもしれません。
それでは、現実世界の楽しい出来事というのは不要ではないでしょうか。
大して楽しくもない場面もお酒を飲むことで楽しくなるのであれば、お酒を飲んでしまえば、楽しくする必要はないのかもしれません。
実際そういう状況をわざと作っているということは、日常では無いかもしれません。
がしかし、宴会の席でお酒を飲まないというのはかなり苦痛な現象だと思います。
本来は楽しくもない宴会の席をお酒を飲むことで楽しく振る舞う、偽装するというのは本当に無駄なことでもあるような気がしてなりません。
ボクはお酒が嫌いです。
そのため、宴会も嫌いです。
本当に宴会や飲み会が好きな人は、お酒なしても楽しめるのでしょうか。
本当の宴会好きはお酒なしでも、楽しく過ごせるはずです。
お酒がないと楽しめない人は、飲み会が好きなのではなく、お酒が好きなのです。
お酒というのは何の役に立つのでしょうか。
お酒を飲むことで、判断力が鈍くなるとすると、直感でしか物事を考えられなくなります。
より動物的になると言ってもいいのかもしれませんね。
つまり、人間としての行動力よりも、動物的な行動力が重要な作業をするときは、お酒を飲んだほうが良いのかもしれません。
ここでいう行動力というのは思考力のことでうす。お酒を飲むと運動能力も低下しますからね。
動物的行動というのは、野性的行動であり、野蛮的行動でもあります。
求愛行動だったり、狩りだったりするわけです。
動物の三大欲求は、食欲、性欲、睡眠欲です。
つまり、この3つの欲求を満たすためにはお酒は役立ってくれると思われます。
お酒を飲むことで食欲が増大し、性欲が強くなり、睡眠欲も大きくなる。
そういった部分で不足を感じる場合はお酒を飲むと良いのかもしれません。
これからわかることは、普段の生活でお酒を飲む必要性は殆どないということです。
必要な場面で、薬のように使うべきなのがお酒なのです。
日々毎日飲むべきな飲み物ではないのです。
お酒の摂取は程々に。