かなり長い映画だったので、今まで見るのを避けてきましたが、いざ見てみると最高に面白かった!
トランスフォーマー
ジャンル | 外国映画, アクション |
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監督 | マイケル・ベイ |
主演 | シャイア・ラブーフ, ミーガン・フォックス, ジョシュ・デュアメル, タイリース・ギブソン |
助演俳優 | レイチェル・テイラー, アンソニー・アンダーソン, ジョン・ヴォイト, ジョン・タトゥーロ |
提供 | Paramount |
映画レビュー(ネタバレあり)
トランスフォーマーという映画自体は知っていて、有名ではありました。
ボクはロボットのアニメが好きで、コードギアス・攻殻機動隊・交響詩篇エウレカセブンなどが大好きです。
ロボットが巧みにハイスピードで動き、戦うシーンはまさに心が感動してしまうのです。
しかし、実写映画のロボット作品はあまり記憶にありません。
実写のロボット映画はなぜか、「ガシャーン、ガシャーン」という音が聞こえてきそうなのっそりとした動きのロボット映画が多い気がします。
制作上の技術的に仕方がないのか、予算の都合によるのかわかりませんが、ハイスピードなロボット映画ってあまりないですよね。
調べてみましたが、トランスフォーマーが出てくるくらいで、後はパシフィック・リムとかばかりです。
おそらくあまり多くないんでしょうね。
そういったイメージから、トランスフォーマー自体にもあまり面白そうというイメージが湧かずに避けてきたんだと思います。
しかし、いざ見てみると、単純に面白かったです。
ストーリーをしっかりと見る映画ではなく、単純でわかりやすい悪と正義が真正面からぶつかって、激しく戦う映画だったのです。
そして、その戦い方がまさにスピード感あふれる物となっていたので、とても白熱しました。
戦隊モノの変身シーンの様にゆっくりと変形することもなく、リアリティあふれるスピード感のある変形がまさに見ものです。
逃げるときは車に変形して、戦うときはロボットに変形するのですが、その変形のスピーディーさはまさに見ていて最高に面白いのです。
地面に足をついた状態で変形するのではなく、変形しながら地面に着地し、空中で変形が完了する、ロボットが自由落下で地面に降り立つ前に変形が完了するくらいのスピードなのです。
まさに、この映画はスピードを楽しむ映画なのです。
ジェット機に変形しながら飛んでいく際の描写もまさにスピードです。
変形する時の様子を1フレームずつ観察してもいいくらい、これは本当に「鑑賞」する映画でした。
ストーリーは特別すごい複雑でもなく、悪い宇宙人(ロボット)と良い宇宙人(ロボット)が戦うのを人間がアシストするものです。
銃の玉ってどこから生成しているの?
無限に生成できるなら遠距離砲撃しまくればいいのに・・・?
氷溶けるの早すぎない?
海にドボンと落とすだけで解決させるなんて浅はかすぎない・・?
なんて、不自然な点を探せばキリがないですが、それが無視できるわかりやすいストーリー、そして真剣に考えるのをやめさせてくれる大雑把な流れが出来ているので、純粋に疑問点を疑問と感じずに楽しむことが出来ました。
この感覚ってジャッキーチェンの映画にもあるんですよね。
ただ純粋に戦いを楽しむ、そんな映画でした。