【ニートの哲学】下がいるから上がいる。ニートがいるおかげでニートじゃない人がいる。

皆さんは働きありの法則はご存知でしょうか。

働きアリの中には一部の怠け者が存在しているのです。

出来る限り全員に働いてほしいですよね、一部のナマケモノは排除したい存在であります。

 

それではいっそのこと怠けているアリを全員排除してしまいましょう。

そして排除してみると、なんということでしょう新たな怠け蟻が生まれてくるのです。

何度も何度も怠けアリを排除しても再びゾンビのように今まで頑張っていた蟻が、怠けているのです。

人間の世界も同じなのです。

アリの世界は人間の縮図なのです。

働いてるアリにとっては怠けてる蟻は怠けているようにと見えます。

しかし怠けている蟻を取り除いてしまうと、今まで働いていたありもさらに働く蟻にとっては、怠けているように見えるのです。

そしてその怠けている蟻を取り除いてしまうと、さらにさらにさらに働く蟻にとっては全員が怠けているように見えるのです。

 

まるで、 宮崎駿のようですね。

彼から見れば全ての社員は怠けているように見えるのです。

12時間以上2年間働き続けなければ、怠けているのです。

 

まるで、スティーブジョブスのようですね。

あらゆる人間は怠けているように見えるのです。

自分の力を発揮せずに努力をしない人間だと思えているのです。

 

あなたは宮崎駿やスティーブジョブスよりよく働く人間でしょうか。

そういった人間を見てもまだニートは怠けていると思うでしょうか。

あなたが誰かを見下している時、誰かはあなたを見下しているのです。

 

この負の連鎖を断ち切る方法は、誰もが誰とも比較をしないことなのです。

常に人間は比較をして生きてきました。

・誰よりも金を持っているか。

・誰よりもかっこいいか。

・誰よりも背が高いか。

・誰よりも頭がいいか。

 

常に何かと比較をしなければそのものの価値が理解できないのです。

 

この平成が終わるそうな今の時代では、比較することが全てではなくなったのです。

 

人類史に残る新たな歴史が始まるのです。

 

ようやく人間は生物をの中で唯一近くの社会から抜け出すことができるのです。

 

比較とは誰かを蹴落とし自分が生き残る方法なのです。

誰かが勝てば誰かが負ける。

そんな戦争のような悲しい時代はもう終わりなのです。

 

気落とさなくても全員が幸せになれるのが今の新時代なのです。

 

ニートが生きているというのはそれを証明しているのです。